マンジャロが韓国に流れてるらしい、また出荷調整はやめてほしいなー

10月9日の会見で、上野厚労相がマンジャロの韓国への持ち込みについて言及してた。

💰 ざっくり言うと
  • 日本から韓国へのマンジャロ持ち出しが急増している
  • 韓国税関の摘発は 2025年1,189件 → 2026年8月時点で5,030件
  • 厚労相は「外国人旅行者に過剰な期間分を処方するのは適切でない」と発言

厚労相の言葉はこう。

帰国後に使用するなどの目的で、医師が外国人旅行者に過剰な期間分の医薬品を処方することは、患者の医療安全の観点からも適切ではない

とのこと。

度々話題にあがるマンジャロ💉 一時期出荷調整で集めるのに苦労した思い出が・・・

相変わらず人気やね〜。

なんでそんなに韓国で広がってんの?

気になったから調べてみた。

答えはとっても簡単、韓国ではマンジャロが保険適用外(全額自費)。日本は2型糖尿病で保険収載されてるから公定薬価がある。そこに円安が乗っかって、価格差がえらいことになってるみたい。ふむふむ📖

マンジャロは週1回の注射やから、1か月で4本。日本の薬価で計算するとこうなる。

📊 1か月分(2.5mg×4本)のざっくり比較
  • 日本の薬価:1本1,443円 × 4本=約5,800円
  • 韓国:約28万〜35万ウォン(約3〜3.8万円)
⚠️ ここは注意
日本の5,800円は保険が効く2型糖尿病の人の薬価。肥満目的の自費診療やと保険は効かへんし、クリニックが独自に値段をつけるから、1本3,500円くらいで出してるとこも発見。それでも4本で1万4,000円。韓国の半額以下やねんな。

韓国も物価高が進んでるんやねー。しらんけど。

やから日本まで買いに来るんやね。

人気すぎて薬価が25%下がってた

ほんで調べてて気づいたんやけど、マンジャロ、8月1日に薬価が25%も下がってる。

ℹ️ 2026年8月1日からの薬価
規格 旧薬価 新薬価
2.5mg 1,924円 1,443円
5mg 3,848円 2,886円

理由は「持続可能性特例価格調整」。ざっくり言うと売れすぎたから下げられたってこと。年間販売額が1,000億円を超えて、しかも基準の1.5倍を超えたから、という要件に当たったらしい。

4〜6月の四半期売上だけで500億円超えてたそうな。そりゃ下がるわ。

人気なんやねー、マンジャロ。

持ち込みは郵送が8割超

内訳も出てた。

  • 国際郵便(海外直購):3,489件(84.8%)
  • 旅行者が自分で持ち込み:656件

ただ、旅行者の持ち込みは 2024年1件 → 2025年134件 → 2026年上半期656件 と激増してる。「マンジャロを買いに日本へ行く韓国人が急増、一部の病院がSNSで“聖地”扱い」なんて記事も韓国で出てた。

この持ち込みの数字は空港とかでなんか確認されるんかな? 詳細は不明・・・

日本の自費診療の構造も、たぶん効いてる

で、ここからがさらになるへそ部分。

2型糖尿病やない人への処方は自由診療になる。自由診療では保険のルールが効かへんから、薬の値段も診察料も医療機関が自分で決められる。

やから「1本3,500円のクリニック」も成立する。病院ごとに値段が違っても、通う人からしたらそんな知らへんもんな。

ℹ️ 保険診療と自由診療のちがい
保険診療 自由診療
薬の値段 公定薬価(1,443円) 医療機関が自由に設定
診察料 点数で決まってる 自由に設定
消費税 非課税 課税

ほんで、仕入れルートは保険診療と同じで卸からや。つまり構造としてはこうなる。

  • 卸から仕入れる
  • 自費の値段を自分で決めて売る
  • そこに診察料も乗る

薬だけで1本あたり2,000円くらいの差が出て、さらに診察料が乗っかる。「来てもらえたら儲かる」っていうのは、感覚やなくて構造としてあるんやろな。

価格差で韓国から人が来る。日本側には自由に値段をつけられる構造がある。この2つが噛み合って、勢いが加速してるんやろなと思う。

診療する側としては、うまうまーって感じなんかね〜。

思ったこと

さすが美容整形でも有名な韓国やな〜と。見た目やルックスへの意識が高い国やから、話題になってこうなったんかと勝手に想像。

病院が“聖地”扱いされてる件も、まあわからんでもない。来てもらえたら儲かるのは事実やし、来る側もそれを求めてるから、そういう医療機関が一部出てきても、正直おかしくはないんやろなー。

ただ。

本来は2型糖尿病の人に適応があるもんやし、健康で適応のない人が乱用するっていうのは、安全面からどうなんかなーと思っちゃうよねー。

もらう側の自己責任な部分もあるとは思うけど、処方として出す医療機関の側にも問題はあるよな。適応がない人に、帰国後の分まで含めて大量に出してるとしたら、それはもう診療というより販売やん。

日本肥満学会もGLP-1関連薬の適応外使用について注意喚起を出してるしなー。

注意喚起だけで止まるんかな

厚労省は「関係学会と連携して適正使用を周知していく」ってしてる。

でもこれ、なにかしら規制が入らんと、なかなか改善されへんのちゃうかな。

価格差という構造がある以上、需要は消えへんやろうし、注意喚起で止まるくらいなら、そもそもここまで増えてないやろうしな。

摘発件数が1年で4倍に増えてるのも、そういうことよな。

あと個人的には、また出荷調整になるのだけは勘弁してほしい。あれほんまに大変やから。

ほな、今日も1日頑張りまっしょい!

この記事を書くきっかけ: ミクスOnline「上野厚労相 マンジャロの韓国への持ち込み増」 ↗

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