厚労省が薬局向けのモデル事業の募集を今日から始めたんやけど、要綱まだ準備中で、中身がまだまったくわからへんかった。涙
期間は今日10月13日から30日まで。
- 薬局向けに最大1,000万円の補助が出るモデル事業
- 募集は10/13〜10/30の2週間ちょっと
- ただし実施要綱も申請書類も「準備中」
中身はこんな感じ。
| 対象 | 1課題あたり | |
|---|---|---|
| 事業Ⅰ | 地域薬剤師会+拠点薬局 | 最大1,000万円 |
| 事業Ⅱ | 薬局(単独でも可) | 最大500万円 |
それぞれ10〜20課題を採択する予定らしい。薬局単独でも500万円で、まあまあの金額💰️
国がやりたいこと、もう名前に出てもうてる
目を引いたのは事業Ⅱのほうで、正式な区分名がこれ。
健康増進支援薬局の認定制度化を見据えた健康サポート機能を持った薬局の取組みの効果検証等
相変わらず何がしたいのか想像が難しいお名前🥺
「見据えた」て国が自分で書いてしもてるし・・・つまり制度化はもう決まった話で、いまはその前段の検証をやってますよ、ということやんね。たぶん。
門前にはこれまで改定のたびに厳しい点数がついてきて、薬局の数も減ってきてる中で「新しい形の薬局を作ること」には逆に金が出る。
国はこういうお手本みたいな薬局を作って行きたいんやろなー。
で、「健康増進支援薬局」て何する薬局なん??
ここが正直わからん。名前から具体的に薬局での業務がどんなんなんかも想像できひんよ🥺
健康サポート薬局は今もあるけど、取ったからいうて、普段の業務が何か特別に変わるわけでもないし、研修受けて、要件そろえて、看板もろて、それで終わり。結局は名前だけになってしもてる感覚が強いよな?
新しい名前が出てきても、「で、具体的に何をどうするん?」が見えてこうへん。国が思い描いてる絵が、現場には全然伝わってへんのちゃうかな?
名前だけ先に決まって、中身は後から付いてくる。健康サポート薬局でも同じことをやって、結果どうなったかが今やのに、また同じ道に行きそうな気がするなー。
去年の実績見て、ちょっと笑ってもうた
参考資料として令和7年度の実例が公開されてる。長野県薬剤師会は10地域で事業をやったみたいで、その内訳がこれ。
- ホームページの改修・開設:6地域
- 医薬品共有システムの導入・改修:4地域
国の予算まで組んで実施した内容の、半分以上がホームページ改修。
いや!!ホームページが古いままやったんは事実なんやろうし、必要な改修やったとは思うで。思うけど、「地域の医薬品提供体制の構築・強化」て看板からは、だいぶ遠いとこに着地してない?笑
これ、金が先にあって使い道を後から探したようにしか見えへんのやけど、どうやろ?逆に言えば、金を配る側が「何に使ってほしいか」を示しきれてへんから、現場も「とりあえずHPでも直すか」になってまうんやと思う。要綱が準備中なまま募集を始めてる今回も、たぶん同じことが起きるんちゃうかな?
ちなみに昨年度の予算は3.1億円で57課題。単純に割ったら1課題500万円ちょい。今回もだいたい同じ規模感ということになるなと。
もし自分が薬局を経営してたら手を挙げるか
自分はただの雇われ薬剤師やから、手を挙げるかどうかを決める立場にちゃうけど、「もし経営者やったら」で考えてみた。
この事業、募集は今日から始まってるのに実施要綱と申請書類は「準備中」のまま。経費の費目もわからへん。人件費がどこまで出るんか、システム導入費は認められるんか、何も見えへん状態で、2週間ちょっとの募集期間に手を挙げろと言われても無理があるんちゃうかな。
結局これ、もともと動いてる地域薬剤師会とか、やることが決まってるとこが取る前提で設計されてるんちゃうかな。知らんけど。
手を挙げれるところは、ある程度知ってる人なんかなと思っちゃうね🥺
数年後に「あんとき動いたとこが強かったな」となる可能性は充分あるけど、もうちょい道が見えんと動けへんねー。
ほな、今日も1日頑張りましょう。